忍者ブログ
Admin / Write / Res
小学校の水泳授業の指導を協力し学童の泳力向上、教師の負担軽減のボランティア活動
[51]  [50]  [49]  [48]  [47]  [46]  [45]  [44]  [43]  [42]  [41
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

小学生のクロールの指導法・2、ビート板キック

ビート板持ってのキックに移る。

キックある程度出来るようになったところでビート板持たせようとしてビート板引っ張り出してきて気がついた。

1・2年生の小さな子が持つにしたら大きすぎる、大人用のビート板をそのまま使っている。

あとで先生に言って半分の大きさにするよう頼んだが、ニクロム線使って出来ると言って貰えたのでそのうち半分に切った小さいのが出来てくるかと期待したが、今シーズン中には出来て来なかった。

学校備品だからキズものに出来なかったかしたくなかった、あるいはそのような事する時間がなかったか、ニクロム線が切れていて用意が出来なかったか、いずれの理由かは聞いていないので分からぬが小さい子に大きいビート板辛抱して使わすほかないようであった。

壁に向かって面白くもない蹴りさせられていたのが、ビート板持ったとたんいかにも泳ぎ出来そうでウキウキしているのが分かる。

然しながら、やはり蹴り方を復習して愈々短いほうの壁目指してキックさせてみる。

キックの時にマスター出来た子は確かに早く進むが、そうでなかった子は蹴りの効率が悪いかして時間倍からかかるようである。

その遅い子たちの足もって正しい蹴り方体感してもらうんだがそれでよくなる子と相変わらず膝曲げて水しぶきばかり上げる子がいる。

あし先は曲りなりに伸ばしているようだが、膝のほうがなかなか治らない子がいる。

それで蹴りの悪い子選んで壁に向かって例のキック復習させるが、前回まがりなりに良くなっていたのがまた戻っている。

おまけに力入って軽く蹴れていない。

力まず軽く蹴って前に進むように壁に手をおいて蹴らせてみるとすぐ直る子とそうはいかない子がいる。

それでまたマンツーマンで足もってやらせてみるとやっと治ってくる。

それで体にしみこませるべくしばし続けさせて、今一度ビート板に戻ってみる。

まだ早いおそいの差がありながらでも先ほどよりはずいぶん良くなってきた。


実は今年の指導ではこの後徹底的に呼吸のときの顔の上げ方をやらなかったため、息継ぎがうまくいかなくて困った子がでてしまった。

ただこの子たちの指導目標、息継ぎ出来なくてもどんな泳ぎでも5m泳げれば合格と言うことで、息継ぎ出来ない子は息継ぎなしで泳げさえできればと済ませてしまった。

でも来年は1・2年生から50m泳がすのが当方の目標に置いているので矢張りきっちり教えないことにはクリヤー出来なかろうと思っている。

今年は何分初めてなもんで目標持って教えていかなかった部分がありで、特に前半はそうで、5・6年生の地区大会に向けて考えれば、

限られた時間有効にするためには、3・4年生どころか1・2年生のうちからもっとレベル上げて教えておかないと、スイミングで習って大会に出てくる子供たちと太刀打ちできないこととなる。

せっかく当方が指導していくなら、当地の子は地理的条件もありスイミングに通えないながら、通っている子の一角崩しぐらいはさせてやりたいものと考えるからである。


                                         目次に戻る

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人にのみ表示)
プロフィール
HN:
がくさん
性別:
男性
趣味:
遠泳 工夫・発明
自己紹介:
ボランティア・学校水泳応援団
体協・水泳上級指導員
日本遠泳協会・遠泳道5段
琵琶湖縦断泳54キロ・横断泳多数、バタにても完泳
日韓海峡挑戦(43/53キロ)
24時間テレビにて24時間完泳
8時間連続バタフライ・17キロ泳
鳥人間コンテストに7回出場・ヘリ部門2位
フルマラソン5回完走
カテゴリー
バーコード
ブログ内検索
Copyright ©  学校水泳応援団(水泳授業の指導協力) All Rights Reserved.
* material by Pearl Box   * Template by tsukika

忍者ブログ [PR]