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小学校の水泳授業の指導を協力し学童の泳力向上、教師の負担軽減のボランティア活動
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学年別、目標・到達目標

授業であるからには文科省の学習指導要綱なるものがある筈なので到達目標について尋ねてみた。

それで渡されたのが水泳指導実施の父兄向きのお知らせのプリントである。

内容はと言うと、

「目標」

1、いろいろな泳ぎ方を身につけ、心地よく泳いだり、泳ぐ距離を延ばしたりする楽しさや喜びを味わう。

2、一人ひとりの児童が自己の能力に応じた目標を持ち、練習を工夫し、互いに協力し計画的に学習を進める。

3、呼吸の仕方を身につける。

4、手・足・呼吸の調和のとれた泳ぎ方を身につける。

「学年別到達目標」

1年、楽しく水遊びができる。けのびが5m出来る。伏し浮きと立ち方が出来る。

2年、フリースタイルで13m

3年、息継ぎして13m(クロール、平泳ぎに近い泳ぎのどちらか)

4年、クロール13m、平泳ぎ13m 25メートル完泳(平泳ぎ・クロールどちらか)

5年、クロール25mと平泳ぎ25m

6年、クロール25mと平泳ぎ25m 50m完泳(平泳ぎ・クロールどちらか)

一番手強いのは水の嫌いな子をどのようにして顔をつけたり水にはいれるようにするかということと思われる。

今回幸いにして1・2年生でも特別並はずれた水きらいの子ではなくて多少ともけのびが出来る子供たちと言うことである。

次いで困難が伴う所は息継ぎで、全く息継ぎなしでも可能な1年生の到達目標のクリアーは楽そうである。

2年生からは最低13mと言うことなのでどうしても息継ぎなければ彼らには不可能と思われる。

2年生・3年生はほとんど変わるところがないから、2年生で3年生のところまで出来てしまう筈である。

尤も3年生と4年生だってそう変わることもないし、4年生と5年生だって、あるいは5年生と6年生だって変わらぬはずである。

基本さえきっちり教えることが出来ればクリヤーに困難と言うことなんてなかろうと思われる。

そのためには幾ら泳いでも疲れないきれいな泳ぎを身につけてもらう必要がある。

それが遠泳やオープンウォーターが可能な泳ぎでもあり、スイミングで練習が出来ない練習量の少ない子供たちが郡の水泳大会で善戦を可能にする泳ぎと言うことになる。

少人数の同一レベルの子供たちなら可能なんだがたぶんそんな贅沢できる人的余裕もなかろうからそこが腕の見せ所と言うことになる。


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プロフィール
HN:
がくさん
性別:
男性
趣味:
遠泳 工夫・発明
自己紹介:
ボランティア・学校水泳応援団
体協・水泳上級指導員
日本遠泳協会・遠泳道5段
琵琶湖縦断泳54キロ・横断泳多数、バタにても完泳
日韓海峡挑戦(43/53キロ)
24時間テレビにて24時間完泳
8時間連続バタフライ・17キロ泳
鳥人間コンテストに7回出場・ヘリ部門2位
フルマラソン5回完走
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