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小学校の水泳授業の指導を協力し学童の泳力向上、教師の負担軽減のボランティア活動
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全員合格

1・2年生の前回かいた通り溺れかねない子供まで引き受けることになって少々暗澹たるものがあったが、できる2年生引き受けてもらって再出発。



レベルを下げてまた1掛けの取り組み。

例の子供たちも大プールでの恐怖感も徐々に薄まってくれ先回溺れそうだったのがうそのようになったが覚束ないことに変わりはない。

そんな中での救いは、引き受けた1年生皆がなんとか泳ぎたいという強い思いを持っていたことである。

結構、「こうですか?」とか 「こんな風で良いですか?」とか 「やるから見て下さい」と声がかかる。

こうなるとこちらも張り切らざるを得ない、一からキックおさらいしてじっくり取り掛かる。

何としてもあとからの二人も合格させてあげようととりくむ。

ビート板持たせてみるが大きすぎて扱いが悪い。

ビート板持たせて、頭を水に沈ませてバタ足するように指示しても大きすぎて顔がビート板にのりあげて出来ない。

これは後で先生に言ってビート板半分に切ってもらえるよう頼んであいた。

息継ぎ出来る子が出てきたりできない子がいたりだが、到達目標5mだから、息継ぎなしで乗り切らせよう。

そのためには両手伸ばして少し下目にさせて腰沈まぬようにしておいて、あとはキックが効きさえすれば行ける距離とみた。

それで壁に手をあててのバタ足 折にふれて繰り返し。
これはキックが悪ければ体が壁から遠ざかるからすぐキックの修正が出来る。
本人が分かるのが最も良い点である。

キックが良くなればスピード上がるし、息とめる時間も短時間で済むからである。

キックが効き出すと相乗効果、息継ぎが楽になって出来る子が増えだした。

到達目標の合否のテストは全員合格、あの危ぶまれた子供たちも5mと7メートルで無事合格。

中には25mいける子供が何人も出て担当の教師も大喜び。

こちらも面目施したことであった。

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溺れかねない子が混じってきた

実は2年の2班の14・5名の子を教えていたんだが、なんとかできる子はビート板持ってのキックで13mいけだしてきた。

そこに膝までの小プールでバタ足していた1年生の子の中でで4・5mバタ足できるようになったのが同数ぐらい大挙上にあがってきた。

0d28ec76.jpeg

こちらのプール端は0,6メートルでも中ほどは0,9mあるから。1m年生の小さい子では足が立たない。

前から教えていた子供たちと同じにやらせようとするが、流石に前から教えていた子1日の長ありで1年生では差がありすぎ。

そこまででも大いに困難感じていたわけだが、そこになお一層の困難襲来。

追加でとりわけ小さい女の子が2名下から上がってきてしまったのである。

お陰で普通に授業が出来なくなった、ほかの子たちに目がいかなくなってしまったのである。

バタ足でプールサイドから泳がせても気をつけていないと溺れてしまう、なるだけ端に寄らせているので足がぎりぎり付く程度なので本来溺れることなんかあり得ない。

所が膝までの小プールでは起きなかった恐怖心がむくむくもたげてきて目を離すと溺れかける。

一人でも困ったことが2人と来ているので、これでは授業にならないとて、この班二つに分割することを決意。

もともと教えていた子供たちを上にあげて遊軍の先生に託し、厄介なほうの1年生を引き受けることにした。

1年生だけなら泳力の差も少なくなるので溺れかける子に照準おいて出来るので授業の形態取り戻してきた。

1年生の最終の到達目標どんな形でも5メートルいければ合格と言うことなので気が楽と言えば気が楽。

それに小プールで顔付け出来るようになっているんだから、キックさえしっかりやっていけばなんとでもなりそうでこれなら一安心。

尤も余り安心して目を離すと溺れかねん子が若干2名、これだけは十分注意しなければならない。

それでキックの蹴り方に注力、多少できだしたころにビート板をさせると2年生がやれていたところまで2コマほど見れば出来る様になってくれた。

もちろんその頃には溺れる心配なくなったのは言うまでもない。


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低学年に通用するか?

1・2年生の授業に限って雨だったり、曇りだったりのように感じていたが実はそうでもなく、水泳授業の最初の週はいつだって良くって曇り。

プールの水温だって23・4度が良いところで水温低すぎて雨でなく曇りながら授業中止なんてこともあったようである。

と言うような訳で1・2年生の授業が一番遅れてやってきた。

2年生の担当で膝までの小プールやっとクリヤーしたと思われる、2班の子供たち、もちろん全然泳げない子供は3班で別の先生が担当。

00dbecee.jpeg手前が小プール


その子達にもやはりキックから始めたのは言うまでもない。

プールサイドに座らせて太腿からのキック指示するんだが、膝曲げてのキックしみついてこれが案外厄介。

指摘するとその子治るんだが隣は相変わらずの膝曲げてのキック、それを指摘してるとまた前の子戻ってしまっている。

それにてんでんばらばらで中々まじめに集中して聞いて呉れそうもない。

それでプールサイド持たせてキックさせ、その手をプールサイドの壁に当てるだけにさせて蹴らせてみる。

ものの見事にかべから離れていくのを経験させてみた。

それから見本を見せて軽く蹴っていても壁から離れないところを見せるとやっとその気になってきたようである。

太腿から蹴って頭沈ませたら前に進んで壁から離れないと言うと、言ったことができた子 確かに壁から離れないもんだからほかの子供たちもだんだん真剣にやり始めた。

結局ほとんどの子供が出来るようになったところでビート板持たせて13m離れた反対側までバタ足指示したらなんとかかんとか行ける子供が続出しだした。

ただビート板をうまくつかめない子がいてその子供たちは途中で立ち止まったりしているようであった。

考えれば無理もない事で、実は学校にあったビート板大人だって使っているものと同じ。

子供用のもっと小さいのがあったように思ったんだが、小さい子供たち専門に見ていたわけでもないのでさやかではない。

でも今のビート板真っ二つにすれば済むことなので先生方に提案しておこう。

これで2年生、到達目標のクリヤーめどが立ったというものである。

ただ速さには大いに個人差が出たがこれは徐々に解消できるだろう。

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プロフィール
HN:
がくさん
性別:
男性
趣味:
遠泳 工夫・発明
自己紹介:
ボランティア・学校水泳応援団
体協・水泳上級指導員
日本遠泳協会・遠泳道5段
琵琶湖縦断泳54キロ・横断泳多数、バタにても完泳
日韓海峡挑戦(43/53キロ)
24時間テレビにて24時間完泳
8時間連続バタフライ・17キロ泳
鳥人間コンテストに7回出場・ヘリ部門2位
フルマラソン5回完走
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